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韓国 ダイソンの公式サイトの説明からも、布団掃除機 レイコップには疑問を感じられ、セミナーでの比較でも明らか [韓国関連なニュース]

最近、テレビなどのCMで、よく見掛けるのが、『布団掃除機 レイコップ』。これは、韓国人医師が考案した、韓国製品ということはあまり知られていない。韓国では、データを偽装し、実際よりも耐久性が低い部品が、原発に使われ、大きな問題となるなど、売れればいいという意識が強いだけに、信用できないところもあり、レイコップに対しても性能的な疑問を感じていた。

もしかすると、セウォル号の沈没事故が、さらに、韓国製品への悪いイメージにつながっているかもしれない。許容量を無視した過積載、利権が絡んだことによる捜索活動の遅れなど、人の生き死にが関係する緊急時でさえ、他人事のような対応の悪さが目立つ。国の対応であの悪さだと、民間企業も大丈夫かということになる。

現在、掃除機と言えば、吸引力が自慢のダイソンが、ハンディクリーナー モーターヘッド DC61を発売し、値段も上位機種では、レイコップとも、それほど差がないことからも、レイコップとモーターヘッドが、比較されることが多い。

ダイソンの公式サイトでは、レイコップを意識したとみられる解説があり、私が抱いていた疑問と合致するところがある。そこには、紫外線、UVライトでは、ダニを死滅させるのは困難で、1カ所に60秒以上照射する必要があること。そして、布団を叩いたところで、ダニを出すことはできず、もし、出たとしても、吸引力が低ければ、布団に留まったままというもの。直接、レイコップと言わないまでも、レイコップの特徴が、ここで否定されていることに代わりはない。

吸引力というのが、掃除機では大きなポイントなのだが、ダイソンは、今年、都内でセミナーを開催しており、そこでは、ダイソンのモータヘッド DC61とレイコップ RS-300を実際に比較しており、ベビーパウダーをマットレスの上にまき、繊維の中にある想定で、中に入れて、それを吸引。

すると、レイコップが、パワーモードで5往復したのに比べ、モーターヘッドは、ノーマルモードで、3往復。それでも、大きな差があり、レイコップ側はパウダーの粉末が繊維からは吸い出せないようで、外見からも粉があるのが分かる状態。それに比べ、モーターヘッドは、やはり、吸引力があり、ノーマルでも、ベビーパウダーをまく前の、本来のマットの色が見えるほどキレイになっていた。これが、強だったら、吸い込むパワーが3倍以上なため、すっかりキレイになっていたかもしれない。

なぜ、このようなデモンストレーションが行われるかを考えると、やはり、レイコップ側は、イメージ的に性能がいいようにアピールしているが、実際は、そうでもないということなのかもしれない。

レイコップが発売された当初は、通販サイトなどでは、紫外線でダニを死滅させるような宣伝文句が多かったが、現在のレイコップの公式サイトでは、『紫外線を照射しつつ吸引することによってダニ・細菌を除菌』とある。

この文章、文面的におかしなところがあり、紫外線の照射と吸引の2つのポイントを、ダニと除菌に当てはめており、本来なら、吸引することでダニ、紫外線で除菌とするのではないだろうか。こんなところからも、良さそうなイメージだけを過剰に与えようとしているとも言えなくはない。

紫外線というのは、殺菌灯として、様々な分野で活用されており、飲食店だと、包丁などの除菌があり、病院などでも、紫外線を1日ほど病室で照射して殺菌することもある。波長が253.7ナノメートルの紫外線で、除菌や殺菌はできるのだが、対象とする細菌により殺菌されるまでの時間が違い。

例えば、人の大腸にいる 大腸菌は、15Wの殺菌灯で、50cm離れた状態で、寒天培地に照射した場合、15秒で殺菌率 97.5%、完全に殺菌させるには、少なくても、1分はかかる。これは、距離が短ければ、効果は高くなる分、殺菌にかかる時間も短くはなるが、問題は他にもある。

寒天培地は、明らかに照射されやすい状態で、これが布となると話が違い、しかも、紫外線の特徴として、透過しにくいため、凹凸があれば不利になる。さらに、大腸菌は、増殖するスピードが速く、1時間で8倍、3時間ほどで1000倍になり、中途半端な殺菌では、元の状態に戻る。

つまり、小さい殺菌灯で、大きなものを殺菌しようとするところに無理があり。殺菌灯を使う際は、大半が、対象を一斉に照射するもので、一部を殺菌しても、そこが、殺菌された状態を長く保てないためで、そこに、殺菌の難しさがある。この殺菌できるというものが、具体的な状況で、どれほど役に立つかは考えた方がいいかもしれない。

ダニに関しても、ダニは湿気と適度な温度を好むため、人が寝ていれば、温度に引き付けられ、表面に出てくるかもしれないが、基本的には、温かさが残り、湿気もある、布団の真ん中に多く存在する。しかも、ダニの手足の表面は、虫のように突起があり、ホコリのように簡単には吸い込めず、その点からも、吸い込む力は、ある程度、必要かもしれない。

昔は、布団を天日干しし、布団叩きで叩くことで、ダニの駆除にもなると思われていたが、最近は、ダニを実際に数えるなどして調べた結果、叩いてもあまり効果がないことが明らかになり、その影響があるか分からないが、干した布団を叩く人も、少なくなっていないだろうか。

ダイソンの場合、日本市場で掃除機を発売するために、徹底してこだわり、技術力を入れ、ここまでの知名度になっており、それに比べると、どうも、イメージばかりが先行して伝えられる印象が強い。

韓国製品に共通している点で、とにかく、オプションを付けることで、良さをアピールしようとする向きがあり、家電のサムスンやLGもそうなのだが。一つ一つを分けて考えた場合、洗練さに欠けるところがあり、それは、国民性もあるのかもしれない。

メインに力を入れず、組み合わせることで良さそうに見せるため、一見、多機能に見えるのだが、基本的な技術力に疑問が残る。そんな気がしてならない。メインの機能、1点に力を注ぎ、どこにも負けないものが多くある日本に比べると、やはり、技術的な違いは感じざるを得ない。

良さそうだと思わせるだけの製品では、結局、それほど役に立っていないとバレてしまうと、信用を失い、今後に続かない。こういう日本的な考えは、恐らく、韓国では受け入れられないに違いない。

  


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