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日本 民主党の産みの親 鳩山元首相 尖閣問題で日本が盗んだと思われても仕方がないと発言、政治家辞めても問題発言 [日本関連なニュース]

香港のフェニックステレビの取材で、元民主党代表、元首相でもある鳩山由紀夫氏が、沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国政府に対して、理解を示す発言をしていたことが、今日、25日に明らかになり、騒然としている。

尖閣をめぐる歴史的経緯に言及し、『中国側から日本が盗んだと思われてもしかたがない』と語り、今日、午前中にも、中国国内外に報道されている。

中国側は、日本の尖閣領有について、第二次世界大戦中の1943年に開かれたカイロ会談の宣言、カイロ宣言を持ち出し、第一次世界大戦により占有した太平洋の全島返還、日本が中国領土から奪った領土を中華民国へ返還という文言があり、これを元に主張している。

この話で疑問を感じる点は、中国側の昔の地図にも尖閣諸島は日本の領土とされ、そもそも、中国人が住んだという記録も聞いたことがなく、一方、日本人が住んでいたという記録はある。

第一次世界大戦前に、1880年代後半から1940年にかけ、日本政府は期限付きで実業家 古賀辰四郎に、尖閣諸島を無償貸与し、開発を進め、船着場や鰹節工場などがあり、200人ほどが住んでいたこともある。

こうなると、尖閣諸島を中国が占有していた経緯もなく、第一次世界大戦で日本が中国から領土を奪ったという話にも、もちろん、ならない。

この鳩山由紀夫という人物は、尖閣諸島の地理的な位置だけで、中国側の主張に理解を示しているのではないだろうか。民主党の産みの親であり、民主党議員が投票し、日本の首相になってしまったのだが、とんだ問題児を首相にしてくれたものだ。

鳩山元首相は、沖縄の普天間基地問題でも、何年もの時間を掛け、まとめていた話をぶち壊し、話をこじらせるだけこじらせ、ほったらかしにした人物。

しかも、以前から、首相経験者は、首相を辞めた時点で政界を去るべきだという自論を主張しながら、自分が首相になると辞めないという、一貫性のない行動をとり、最後は、民主党本部から党の主張に賛同できなければ公認しないという方針により、ようやく、政治家を辞めている。それがなければ、いつまでも続けていたに違いない。

そんな鳩山氏が、政界を去った後でも、日本の国益を害するために、いまだに口を開いているのは、どういうことなのだろうか。自分自身で、元首相の影響力を誇示しているように見える。言っていることと、やってることの違いが大きすぎる。

ただでも、政権に不慣れな民主党により、東日本大震災、原発事故、そして、景気後退と、厳しい時期を国民に強いられたという悪い印象が残る中、民主党の顔だった鳩山元首相は、日本の国益を脅かしている。

沖縄の普天間基地問題でさえ、はじめは県外移設を主張し、その後は、沖縄にある米軍基地の存在意義を理解したと態度を一変。沖縄県民は、期待と失望で揺さぶられただけという結末。

今度は、中国を巻き込んでの尖閣問題に、首を突っ込み始めている。どういう頭の持ち主なのか、鳩山元首相が首相だった時代と、現在の中国では、日本に対する重要度が違う。

当時は、中国経済が上向き、飛ぶ鳥を落とす勢いかもしれないが、現在は、数年と経たずに財政難に陥るとみられ、状況が違うのだが、なぜ、それほど、中国に肩入れしようと奮闘するのかが理解できない。頭の中は、当時のまま止まっているのだろうか。

日本人としては、鳩山元首相が、これ以上、問題を大きくしないことを祈り、また、鳩山元首相が起こすであろう問題を安部政権が逆手に取り、上手く処理してくれるよう期待するしかない。

鳩山元首相は、無神経で何をしでかすか分からず、中途半端な物言いで相手に利用されやすい怖さもあり、ちょっと、厳しいことを書いてしまったかもしれないが。


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