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中国の大気汚染に懸念は示すも、日本からの技術協力に難色、頑なに拒否 [中国関連なニュース]

中国では、北京を中心に中国北部で、連日にわたり深刻な大気汚染が確認され、呼吸器系の医院には外来患者が溢れ、濃霧で視界が悪いことから交通事故なども多発するという異常な事態。

粒子2.5マイクロメートル以下の超微粒子 PM2.5が、日本の環境基準をはるかに超えており、『動物実験』と比喩されてもいるが、なぜ、人体に有害なのか。

PM2.5というのは、そういう大きさの物が舞っているということだが、問題は、これに吸着されている有害な重金属や有害汚染物質、最近、ウィルス。単純に、細かいススのようなものを吸込んでいるという話ではない。

これが、偏西風により、3月から6月あたりまで日本に流れてくるのだが、これは、もちろん、日本だけではなく、米国のカリフォルニア州にも到達している。

米環境保護庁は、中国から有害物質の水銀、オゾン、硫黄酸化物、すす、砂塵などが流れ込み、呼吸器疾患の増加や酸性雨問題に関係していることを把握している。

米国に比べれば、日本は中国との距離が近く、PM2.5が大きく取り上げられているが、他にも有害なものがこちらに流れてきているのは間違いない。

日本側は、無償の技術支援を申し出ているが、中国側は難色を示している。具体的に、日本から、観測機器の無償提供や研究者の受け入れなどだが、これをかたくなに拒んでいる。

中国では、格差社会が広まり、国民の不満を反日に向けることで現政権を維持している向きがあり、国民が直接感じるような環境問題で日本のイメージが改善すると都合が悪いというのはあるかもしれない。

また、高度な観測器で、誤魔化すことができない酷い結果を公表されると、中国政府の不甲斐なさが露呈するということもあり得る。

中国政府が公表する数字は、あまり当てにならないところがあり、偽らないのが当然の事故の死亡者数すら、いい加減で信用できない。

2011年の高速鉄道事故でも、死亡者数を35人としているが、実際は、その程度ではない。これは、死亡者数は、35人を上回る数で公表しないという暗黙のルールがあるため。

河南省の炭鉱事故も35人、重慶の暴雨被害も35人、そして、高速鉄道事故も35人。35人以上の事故が起きると、市の当委員会書記が更迭されるため、数字を操作するのが当たり前になっている。

そんな中国政府が、国民の健康を第一に考えることはありえず、汚染を垂れ流す企業も、賄賂を渡せば、とりあえず、見過ごすというのも、中国ではよくある話。

日本へも流れては来るが、現地に比べ、1/10ほどと見られている。しかも、現地のように1年中というものではなく、大気の流れで酷いのは3ヶ月ほどと限定的。

中国では、有害なものも、儲けのために平気で使うため、人毛から作られたしょうゆ、工業用再生油を食用油の代わりに使うなど、日本では考えられないことが平気で起こる。

実験には、必ず結果が付きまとうが、人のカラダはそんなに頑丈ではなく、特に子供には影響が出やすいため、大規模で深刻な被害が引き起こす可能性が高い。

中国は、文化大革命の頃、国をあげて、農作物を荒らすスズメを捕まえ殺し、極端にスズメが減ったことで、今度は、バッタの大発生が起こり、結局、農作物が荒らされ、1000万人という餓死者をまねいたことがある。

中国は、何をするのも極端で、バランスというものを考えていない。今回も、メンツを最優先に環境汚染をないがしろにしていると、取り返しのつかない事態になるかもしれない。


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